息子との面会の基本ルーチンのひとつに
デュエルマスターズでの対決がある。
少し補足説明をしておくと、デュエルマスターズとはタカラトミーが提供するトレーディングカードゲームの商標で、プレイヤーは幾多のカードを自由(いくらかの制約はあるが)に組み合わせて40枚のセットを作る。このセットを「デッキ」と呼び、お互いに順番にめくることでそこに書かれている内容を「プレイ」して勝敗を決するゲームである。
トランプなどのゲームと異なり、お互いに別の内容のカードセットで勝負をする。つまり時の運以上に、準備段階での作戦構築がモノを言うゲームなのである。
今日はそのデッキ作りのお話をしよう。
俺は当然周辺にプレイヤーがいないので、息子との対戦が唯一の実戦場であるが、彼は学校の友人らとガチンコ勝負を日夜(夜はないか)繰り広げているし、コロコロコミックを購読するなど精進に余念がない。
実際のところ、彼が使っている一見めちゃくちゃなデッキは案外強い。
実戦経験を元に雑草のようにたくましく進化しているデッキなので、打たれ強く粘り強いのである。
資料を読み漁って組み上げた俺のお上品なデッキではなかなか勝ちに結びつかないのだ。
ここしばらく新デッキの構築を怠けていたのだが、毎回同じデッキを持っていったのでは息子もツマラナイと思うので、久しぶりに1つ新作を投入してやろうと思ったのである。
しかし、最新のパックは買わなかったので、その前のカードを組み合わせて作るしかない。幸い作りかけのデッキがあったので、それをベースに作ることにした。俺がいつも参考にしているのは、FutureBlue徳島の
デュエルマスターズ研究所。ホビーショップのスタッフが子供向けというよりはむしろパパ達向けの視点でデッキ構築のノウハウを教えてくれているサイトだ。
久しぶりにのぞいてみると新種族アークセラフィムを中心にしたデッキが紹介されていた。セラフィムなら確か少し集めてあったはずだ。早速レシピを確認すると、ありがたいことに多くののカードはは手持ちで済むことがわかった。
しかし15枚ほど足りない。別のカードで代用もできるのだが、今から効果的な代用カードを探す余裕はない。しかも5枚ほどは必須のキーカードである。これは確実にそのものを組み入れる必要がある。
足りないカードを入手する方法は2つある。
1つは拡張パックという5枚入りの中身の見えないパックを買うことである。しかしこれをやるときはかなり大量に買わないと望みのカードは手に入らない。
必要なカードがわかっているのであれば、1枚ずつカードショップで買った方が安上がりである。
調べてみると相場的にはどれも高くない。これらは人気カードってわけではないのでそんなに相場が上がっていないのだ。
信州にいた頃はわりとカードショップが郊外に散在していたので、結構入手しやすかったのだが、今の行動範囲内にはあまりそういった店がない。ネット通販なら確実に安価に入手できるが、今は時間がない。
とりあえず職場から近いところで秋葉原へ。
イエローサブマリンというカードゲームショップへ行く。3枚足りないが、どうにか形にできるだけのカードはそろえることができた。2000円ほどかかったが、仕方あるまい。足りないカードはとりあえず代用が利く範囲なので無理に集めることはやめておいた。自宅近くの駅前にも1軒あったような気がする。今度行ってみよう。
そろったデッキはスリーブ(プレイ用のカバー)をかぶせてデッキケースに収めておく。当日用にはその新作の「スリリングスリーセラフィム」デッキとナーガデッキ、あとウィニーデッキの3つを用意した。
結局は時間がなくて1回しかプレイできなかったが、やっぱり新作は食いつきが違う。目新しい戦いに目を輝かせてくれた。手間隙かけてよかったなと思ったのだった。
勝負はお互いに狙った動きができずにずるずるとした挙句、かろうじて俺の勝ち。勝ったはいいが、デッキの真骨頂は味わえずじまい。
次回までに残りのカードを手に入れて、完全版で粉砕したいぜ。