探偵物語@松田優作
![]() | 探偵物語 薬師丸ひろ子 (2006/10/20) 角川エンタテインメント この商品の詳細を見る |
CATVでやっていたので予約しておいたのを、病気にかこつけて見出したのだが、バッシティバッバッシティの工藤ちゃんのじゃなくて、辻山さんの方だった。
しまった。そういえばこれもあったんだった。薬師丸ひろ子が出てる時点で思い出すべきだったなあ。
ぶっちゃけると昭和テイスト全開のモロ角川チック映画でありました。まあ角川全盛期だしね。そりゃこんな映画ばかりじゃ日本映画の評判も下がるわなぁ。
しかも原作がジュニアミステリーの草分けである赤川次郎先生とくればもうこれはいかにも昭和の大作なわけであります。
商業的には成功してるんだしね。
そんでも開き直ればそれなりに面白い。
B級映画と思えばいろいろツッコミどころもあるってもんです。
平板なカメラワークといい、ひねりの無いトリックといい、薬師丸ひろ子嬢のライトな演技といい、妙に重厚で違和感のある松田優作といい、なかなか趣き深い2時間でありました。
そんでも有名なラストシーン(とってつけたような)は懐かしくて涙がチョチョぎれますね。
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