面陳ポン!

本屋横丁のホニョ子が表紙についてのみ語る部室

HOME Author:面陳のホニョ子さん
書店に出没するという座敷童の一種で、勝手に売れ筋でもない本を面陳して去っていく謎の存在。彼女が訪れる書店は今後も生き残れる可能性が高いので、邪険にしてはいけない。追い払おうとしたり、店員が面陳された本を見つけて舌打ちした店は、1年以内に閉店になっているという説もある。 Twitter(@fuliefool:波野發作)のまとめもついでにやってあげてる。

honyoko

Author:honyoko
書影がすべての世知辛い世の中で

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そして次のトマス・ハリスまで

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これは実に勢いのある小説だから、一気に読めてしまって困る。
古本でも800円したのにもう読み終えてしまったじゃないか。まったくもう。

レッドドラゴン→羊たちの沈黙→ハンニバル→ハンニバルライジングと巻を進めるにつれ、トマス・ハリスはレクター像というものの輪郭をかなりはっきりさせてきているように思う。もっともここまでにたった4作で四半世紀以上を費やしているのだけど。

そして俺が思うにここまでの4作でウィル・グレアムについて書かれていなさすぎる。レッド・ドラゴンにおいても、その描写は必要最小限でしかない。濃密に描かれたダラハイドに対して、その対極にあるべきだったグレアムがあっさりしすぎているように思うのである。

レクターについてはハンニバルとハンニバル・ライジングで十分に綴られた。あとは何をしたか、である。

そうなるとトマス・ハリスの次の一手が少し見えてきたのかな。
つまり「レクターの事件」、ウィル・グレアムがハンニバル・レクターを逮捕した事件が次に(そしてそれは最後でもある)描かれるのじゃあるまいか。

回想ではないレクターVSグレアム。こいつは楽しみじゃないか。

しかしそれが世に出るまであと7、8年は待たなければいかんのだろうなあ(トマス・ハリスは遅筆なので)。

困ったもんだ。
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