面陳ポン!

本屋横丁のホニョ子が表紙についてのみ語る部室

HOME Author:面陳のホニョ子さん
書店に出没するという座敷童の一種で、勝手に売れ筋でもない本を面陳して去っていく謎の存在。彼女が訪れる書店は今後も生き残れる可能性が高いので、邪険にしてはいけない。追い払おうとしたり、店員が面陳された本を見つけて舌打ちした店は、1年以内に閉店になっているという説もある。 Twitter(@fuliefool:波野發作)のまとめもついでにやってあげてる。

honyoko

Author:honyoko
書影がすべての世知辛い世の中で

新ネタ 投稿日
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
月別 コンパネ

強気の価格設定


自炊本の作り方自炊本の作り方
(2013/11/12)
牛島一夫

商品詳細を見る
31ページで1000円と超強気な価格設定をどう考えるか、というサンプルですが、換算すると1ページ当たり32円で販売しています。
なんだかずいぶん高いなあ、と思ったらちょっとカラクリが。
実はこの本、Kindleで売っているのはサワリの部分だけのようで、巻末にパスワードがあります。著者のサイトに行ってみると、ダウンロードコーナーがあり、そのパスワードを使って落としてくるという寸法のようです。ということは、Amazonで販売を試みているのではなく、自社サイトで販売したいが課金の仕組みは用意したくないので、Amazonの課金システムを活用して電子本の販売を行っている、ということのようです。まあ、これなら改訂したければ自分のところにサーバーにありますからいつでも気軽に改訂できますしね。うまい方法かもしれません。

価格についての話に戻りますが、ページ数はさておき、1冊1000円です。Kindleで30%抜かれても著者の取り分が700円です。
実用書の印税は5%が相場ですから、これは14000円の本の価値が無いといけません。乱暴な言い方ですけどね。
逆に、内容が紙で売れば2000円程度のものであれば、著者は100円の印税+キンドル分で150円〜200円で売るべきなんです。とても乱暴な言い方ですが。

ただしこれは、現在の著者と読者のバランスが適正だという前提での話です。
現時点で、読者は不当に安く読めていて、著者は不当に安く読まれているという関係にあるのであれば、これは是正されるべきであり電子書籍の価格はもっと高いところに設定されるべきだと思われます。

著者は労働に対する対価が最低でも欲しいわけで、読者は得られる情報への対価を上限として支払いたいわけです。
1000円で売りたい本が、一体どのぐらいの内容であれば妥当なのか。
内容を高められないのであれば、一体いくらなら妥当なのか。
そもそも内容が足りてないのであれば1円でも高いのではないか。
安くして高く売るべきか、どうせ売れないからと高めに設定するのがいいのか。
それとも販売数をある程度想定して、製作にかかった労働費をそれで割って価格設定をしているのか。

まあキリがいいから1000円なんだろうなあとは思うんですけどね。
スポンサーサイト
THEME:本の紹介 | GENRE:本・雑誌 |

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

大将堂

苦情は随時受付中(読まないけど)

名前:
メール:
件名:
本文: